1. 準備
・準備は用地関連資料の
[収集と調査] そして
[Sima 転送] まで
1-1:用地関連資料(既設構造物基準の場合は 関連する図書)の 収集
(工場など増設の場合 既設柱の通り芯、スパンが確認できる図書)
「 敷地境界図&基準点資料等 」を スルーしない!
▼ 工事図書の建物配置図以外に 収集する資料(用地関連に限定)
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敷地境界確定図(丈量図) or 法務局備付け地積測量図(登記図)
・境界図には引照点、造成図等には多角点 or 公共基準点の表記確認
⇒ 座標値を取得する(計算書、基準点成果簿、点の記 等で確認可)

・引照点とは境界点設置不可 又は滅失した時の復元用に設置された控点

・多角点とは現況・境界測量等のために設置されたトラバース基準点

・公共事業用地では GNSS 観測による公共基準点が周辺に存在する場合も
1-2:建物配置図に存在しない「役に立つ点」を調査しておく「現地踏査」
境界図・造成計画平面図には 多角点や境界引照点がプロットされている
これらの基準点は 原則 境界点や敷地までの視通が 良好な場所に設置さ
れているので「測設や後方交会」を実施する際には 役に立つ点となる
⇒ 「最初の難関」を突破する頼もしい「助っ人」になる
現地踏査では 役に立つ基準点の存在 (滅失) ・変位の有無・視通状況等を
検証して 建物配置図と配置基準となる境界点等と一緒に プロットする
⇒ 引照点等を含む境界図に 通り芯を記入した合成図を作成する (1-3へ)
※ 現況・用地測量に着手する際 同じ座標系の基準点が設置 (共有) されて
いるので
多角点・引照点・境界点等の成果簿や境界図のCADデータは
設計事務所 ⇒ 測量業者に 問い合わせてみれば 概ね入手する事ができる
基準点の滅失は 「基準点成果簿の状況写真」で判断できる また As路肩
土に埋もれている多角点等は 滅失していなければ 関連する境界点等から
後方交会・対辺測量等で探してみると 発見する事ができる
1-3:引照点等を含む境界図と建物配置寸法 (通り芯位置) を紐づける
⇒
境界図に 通り芯 (建築座標軸) を記入(配置)した合成図 を 作成する
※ 建物配置図に境界線があっても 境界図に通り芯を記入(配置)する
何故なら 配置図には 引照点等もなく
配置図の境界線は極稀にズレて
いる(計画段階 暫定境界の) 場合があるので 互いの境界線が100%一致
している事を CADにて 必ず確認しておく (辺長 面積等の完全一致)
(CAD上級者は二点配置 等倍貼付けで重ねて ズレを確認する手もある)
⇒ 完全一致で 引照点不要であれば 建物配置図だけの座標付けでもOK!
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▼ CAD編:平行線と直角線の描き方と目的(5:34)

・境界図に通り芯の線を記入(配置)すれば 建築座標軸と
引照点等が紐づき 位置出し点の座標付け準備が整う
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1-4:1通りとA通りの通り芯 (建築座標軸) を記入した合成図から 配置基準点
や建物 or 通り芯交点の 座標値を読取り Simaファイル をTS へ転送する
⇒
建築工事の座標軸を設定して 必用とする点の
座標値を読取り登録する
⇒ 登録した座標値をSimaファイルに変換して USBに書出す
⇒ USBに保存された Simaファイルを TSへ転送する ⇒ これで準備完了
←■ サイドメニュー動画 を参照
1-5:公共座標基準点の場合 「座標系と縮尺係数」を 一応 確認しておく
⇒ とりあえず
基準点成果簿等 にて
数値は確認できる
▼ 平面直角座標と縮尺係数については
【国土地理院・平面直角座標系】参照
▼ 全国19の座標系区分番号は
【国土地理院・全国19の平面直角座標系】参照
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※ ややこしい 縮尺係数で 心が折れてしまわない様・・・ 例え話で説明
平らなテーブルの上に 19枚のシリコン楕円皿が 伏せて置いてあり
それぞれの真ん中を叩いて凹まし 端は伸ばして平ら (平面直角座標) にする
凹ました部分と伸ばした部分の楕円寸法は 平面寸法に変化 (伸縮) する
この伸縮率は 各19枚の各箇所で異なり これらが各地の縮尺係数に相当する
⇒ 楕円寸法で観測した境界点を 平面に伸縮させると 点間距離も伸縮する
⇒ 現場の測距値は楕円寸法で 成果簿の座標値は平面に伸縮させた値である
⇒ 楕円測距値と境界・基準点 成果による平面座標差は「誤差ありで正解」
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縮尺係数は 図上にて簡単に確認できる
⇒
【国土地理院・平面直角座標への換算】系番号・図上点 ⇒ 計算実行で
・ややこしくても 恐るるに足らず・・・
調べた「 座標系と縮尺係数 」を 入力するだけ
▼「現場管理」⇒「新規現場」にて@【Yes-No】とA 座標系の設定ができる
※ @Aの補正はオプション・プログラム SDR8 現場管理にて設定可能 (↓)

▲ 画像クリックで拡大できます!
★ 提供された成果座標は 縮尺係数・補正の有無を明確にしておく!
◆ 点検結果として「縮尺係数 補正有り」と判断できた場合
A 枠の設定で「 座標系と縮尺係数 」を入力する
※ 補正の有無は 点間距離を実測し その座標差と縮尺係数との整合性で 判断する
ただし 縮尺係数 1.000000 前後 or 短距離では 想定できない場合あり
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【重要】境界復元測量等を除いて 縮尺係数 1.00000000以外に設定するのは
『 縮尺係数 補正ありの配置基準点を既知点とした後方交会のみ』の 一度だけ
後方交会・任意点の座標値が取得できたら それ以後の 施工基準点測量 から
全ての 建築工事測量で 縮尺係数は 1.00000000に 設定したままで行う
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