▼ 建築工事では以下のような人が大半?(最初から無理と決めつけているが、実は・・)
CADとはコンピューターによる設計・製図支援システム(お絵描き)であり
測量データと連動しているCADなど知らないし、汎用CADがあれば充分!
複数の座標値・読取りとデータ化(保存)、TS 転送など考えた事もない!
しかし、時間と機会があれば座標管理がしたいと思っている監督さんは意外と多い!
※ 【 入門編・初級編 】が理解できたとしても
多角形、曲線の時だけ 結局 汎用CADで角度と距離を拾って位置出し?
■ 施工ポイントの「座標化」が面倒くさい・・・
建築工事測量で座標測定のハードルが高い要因がここにも・・・存在?
その手間を解消してくれる CADが HO_CAD pao
1. コスパ最高の HO_CAD pao が 超おススメ!
![測量系座標の方向角](lesson/19-22ho-cad/ho-cad00.jpg)
・ 座標測定のハードルを引下げてくれる測量計算ソフト連動 CAD デス!
・ 連動とは図面と重ねて測量座標値を描画・保存・計算・確認できる仕組
★ ソフト利用目的なら入会金は一回限りで権利は生涯 \11,000税込み
※ 最初の入会金のみで Ho_cadのバージョンアップは その都度 何度でもOK
★「特徴・ご入会手続き」は HO_CAD pao ホームページでご確認を
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2. 読込可能なCADデータの P21 , Sfc 形式とは?
![jw_cad保存形式](lesson/19-22ho-cad/jwcad00.jpg)
◆ ご存知ですか? Jw_cad でも読込み・書出しできる形式デス!
・ 測量設計・土木工事・境界測量では互換性ファイルとして周知済
・ データのやり取りが軽くて互換性に特化した Sfc形式がおススメ
◆ SXF形式( P21 , Sfc )が誕生した経緯と特徴
CADの施工図を見始めたのは平成3年(1991年) 頃から?(個人的)
作成ソフト(ファイル拡張子)が違うと開けない等の不都合が発生
Autodesk社が開発した互換性ファイル形式:DXFにより共有は可能
AutoCAD共通フォーマットであるDXFは他社ソフトとの連携はなく
図面は開けても文字化け、線、点、寸法、色 等の不具合は頻繁に有
国土交通省でも上記の互換性の問題が発生しない納品形式を模索し
公共工事にてCADソフトに関係なくデータ交換ができる中間ファイ
ル形式・SXFの仕様を電子納品の形式 (P21)として義務付けている
この時、開発されたのが P21とSfc の SXF ファイル形式!
・正式名称は、Scadec data eXchange Format
★ P21とSfc は国土交通省が主導して官民で開発されたファイル!
・P21 は国際標準(ISO規格)に準拠しており、納品の形式指定へ
・Sfc は国内専用の形式のため AutoCAD では利用できない
・P21 は保存に特化した形式のためサイズが大きく取扱いが困難
・Sfc はサイズが小さく都道府県等では電子納品での採用が多い
・測量設計、土木工事、敷地求積図ではSfcがよく使われている
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3. AutoCAD・Dwgファイルを開く事ができる ★
![測量系座標の方向角](lesson/19-22ho-cad/ho-cad-dwg.jpg)
★ いちいち変換しなくても大丈夫! AutoCADにも対応できる優れモノ!
・ Dwg 2018バージョン対応(2024.1.1 以降のHo_cad Ver 1.6.3.5にて)
※ 最初の入会金のみで Ho_cadのバージョンアップは その都度 何度でもOK
■ Dwg・Sfc・jww 等 色々な形式・容量図面を読込んだ場合の PC動作
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■ ペイントがあっても大丈夫!
※ 動作速度は読込み図面の容量と使用
PCのスペックにより違いあり!
※ 動画PCはメモリを増設しています
扱う図面により要検討:PCスペック
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■ Dwgファイルの複数図面の中から1枚を 読込んで 保存する手順
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■ 縮尺と座標系設定・完了後 Sfc保存!
※ 国土交通省のお墨付きのSfcが推し!
※ 複数図面の大きい容量も
1枚にすれば軽くなる!
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4. 読取り座標点 SIMA作成に加え 読込・書出も可能
![測量系座標の方向角](lesson/19-22ho-cad/ho-cad08.jpg)
・ 測量系座標の設定が整えば、杭芯などの座標値が図面から読取れる!
・ 読取った座標値は測量計算ソフトの点データとして登録管理できる!
・座標系設定の方法は 【 11 原点とX 軸設定手順 】参照
・座標読取等の方法は 【 12 座標値の読取と点登録 】参照
![測量系座標の方向角](lesson/19-22ho-cad/ho-cad13.jpg)
★ 登録した点はSIMAファイルとして書出し保存(作成)できる!
![TS-USBにて](lesson/06/jp04.jpg)
★ 読取った座標値 ⇒ 点登録 ⇒ SIMAファイル ⇒ USB ⇒ TSへ
▼ 逆にTS にて放射観測(座標測定)した杭芯等の座標値も読込める!
![杭芯の偏芯量](kui00.jpg)
![SIMA](lesson/19-22ho-cad/ho-cad15.jpg)
★ 観測した座標値(SIMA) ⇒ USB (⇒ PC )⇒ HO_CAD pao にて読込み
・TS 観測値の保存方法は 【 18 出来形データの保存活用 】※ 準備中
![CSV書出し](lesson/19-22ho-cad/ho-cad16.jpg)
● 読込・登録測点はCSVファイルとして書出しエクセルにて活用する
● 左上・ファイルの エクスポート ⇒ CSVファイル保存 ⇒ エクセル 開く
● エクセルにて縦横の差(座標差)と偏芯量(辺長)を表計算にて成果作成
・ SIMA ⇒ CSV ⇒ エクセル活用方法は 【 13 SIMAデータ活用方法 】
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