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1. 足元の墨出しは 仮の平行線から テープバック

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◆ 通り芯の 控(返)墨は 定番だが、施設構造物等の控墨も
必ず 中心線のみ として 子墨関連の控墨は 出さない!
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2. 鉄筋には縦横線、「鉄」にはマグネットが重宝する

・「X差Y差」は ピンポイント測設では出来ない 縦横の線上点を求める事ができる
上記写真のように スリーブ中心位置にマーキングが出来なくても 鉄筋に 縦横の
ニゲ墨 (印) を設置する事ができる むしろ 実際の施工では 中心点は不要であり
十字線があった方が 施工サイドでは 控えを取る手間が省けて 重宝する
※ プラント工事等では TSの選定場所も限られ 「後方交会の既知点」を整えておく
既知点設置は 【 08-3 後方交会で理想夾角90°に近づける縦横点の配置 】も参照
施設座標付けと点データ作成には 【 12 座標値の読取りと測点登録 】を参照

▲ (左) 先ずは鉄筋に縦横の印 ⇒ 鉄板溶接 ⇒ 鉄板に再度 縦横線 ⇒ 最終点検
(右) 鉄板+反射シートでピンポイント溶接 ⇒ 鉄板に縦横線 ⇒ 最終点検
※【座標塾】では 反射シートは欠かせない・・・ 更にアングルとマグネットを
上手に 駆使すれば 手ブレ無しで精度は向上し 人手も時間も省くことができる
上記写真は「鉄板+マグネット+反射シート」の一体化で ミラーマンと鉄筋への
縦横線は不要となり 職人さん一人で 位置出しと同時に作業が進められた事例
次の 3. 矢板打設の基線測量でも 「鉄」が絡むと マグネットが重宝する
「X差Y差」と「反射シート+マグネット」を駆使して 手間を抜こう!
3. 矢板打設の直角折点と直角方向線 更に 接合位置も

( ↑画像クリック ⇒ 拡大:矢板打設の進捗 前後を確認!)
・矢板打設の基線上Dにセオドライトを据え 打設方向と倒れを誘導する基線測量
設計寸法 (枚数) で想定されるBで 直角に曲げ Cの既設鉄板柵に接続させる工事
残り3枚となったA地点の段階で 先にBC間の矢板を打設するため C接点 (縦墨)
とBC方向線 (矢板基線ブレ防止のH鋼枠:下記写真参照) の設置位置を誘導する
これ以降 D点にTSを設置し マグネット反射シートとX差Y差の測設を活用する

( ↑画像クリック ⇒ 拡大で 手順を確認!)
▼ 矢板打設の直角折点と既設鉄板柵への接合点の X差Y差の測設位置出し手順
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着目1:矢板の基線を X軸に設定する事 (方向角 0°設定)
着目2:原点は何処でもOKだが 矢板直角折点のBを原点に設定する事
着目3:アングル反射シート貼付けで 距離による鉛直面 縦墨も可能に
着目4:X差Y差なら TS 据替え不要で 手待ちゼロの 施工が継続できる
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@ D点に設置したTSより 矢板基線方向を視準し 方向角 0° (+X軸) 設定を先に行う
ただし 後視設定の原則は 視準表示角度 (レンズの向き) と方向角を一致させる
A 基線上 (矢板打設済) A点マグネット反射シートまでの水平距離 ADを実測する
※ AB間は 矢板巾0.9m×3枚の2.7m、B座標は X差Y差計算不要となる (0,0) とする
⇒ BC方向線の X座標がゼロとなり 座標測定値がそのまま位置出し誘導距離へ
A= (2.700 , 0) AD実測値15.925mとすると D = (2.700-15.925 , 0)=(-13.225 , 0)
⇒ D点の器械点座標に (-13.225 , 0) を入力すれば 座標測定 (測設)の準備完了!
B 矢板打設位置は 矢板枚数と既設鉄板柵Cに 接合するよう 配置計画されているが
B直角方向が既設柵と交わり BC間の現寸と整合するか C端部の座標測定で判断
※ 既設柵は倒れ等の要因もあるので 複数の接合部を測定する (高所はノンプリで)
C C端部のX値がプラスであれば B地点の直角方向線と交わる余裕値が 確認できる
BC間が 矢板巾0.9m×6枚で5.4m の場合 Y値-5.400からの±で 納まり具合が分る
D 配置計画との整合性がOKであれば C点既設鉄板柵に BC方向線の縦墨を設置する
この場合も 反射シートをマグネットで貼付け X差によりX値ゼロの位置を求める

( ↑画像クリック ⇒ 拡大で X差による縦墨設置手順を確認する)
※ 一応シフトマーキングの位置で再測し 縦墨設置後に 最終点検 (参照写真) する
E 矢板打設の基線ブレ防止用 H鋼枠を BC方向線上 X値ゼロの基線位置に誘導する
※ X差Y差の測設は 【 06-2-3 目標点 座標登録 ⇒「X差Y差の表示機能」で測設 】参照
4. 鉛直面への縦墨は 直角でなく スパン (垂線長) にて
・上記アングル反射シートの鉛直面貼付けは 通り芯のスパン割の発想にも繋がる
スパン割は「直角頼り」を多用すると 広い狭いが拡散し 通り芯は歪んでしまう
やがて 複数の控杭や親墨の累積誤差と 視通障害等の要因で 収拾がつかなくなる
しかし「距離頼り」のスパン割・縦墨が事前にあれば 歪みを点検し 矯正できる
早速「直角頼り」を返上し 「目から鱗」の発想で「スパン割」の要領を学ぼう
壁面や柱への 通り芯縦墨 (控点) には 「距離に頼る X差Y差」と裏技を駆使する!

▲ 鉛直面の縦墨スパン割は アングル反射シートをマグネットで貼付ける 裏技で
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「距離に頼る」とは 左右ではなく 前後差による位置出しを優先するという事
角度が少々ズレていても 垂線長が会っていれば 通り芯 線上に乗るという考え方
放射「X差Y差」でも 測距値≒垂線長となるTSの位置取りで「距離頼り」が成立
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※「距離に頼る」関連記事 【 09-2 既知点半径内 角度と距離の重要度判断 】も必読
通り芯の控杭設置の方法で 「直角頼り」と「距離頼り」の違い も参照
「X差Y差の測設」は平面でも鉛直面でも 墨出し面が違うだけで 目標となるX か
Yの どちらか一方の設定座標値との差で 求める方法は同じ (↑3.説明画像参照)
・スラブ打設後の床であれば 墨出し線上や後方交会で 器械点・後視設定は容易く
測距値≒X or Y差となる TSの位置取りは 視通障害も少なく 意外と簡単にできる
しかし 建物の外周となると 足場等の視通障害も多く TS設置可能な場所は 逆に
少ない そして 器械点・後視設定のネタとなる 座標既知点の視通 (測定) も 難しい
5.「距離に頼る」TSの位置取りと1軸-原点2段階設定

( ↑画像クリック ⇒ 拡大で 測距値が スパンに近づくTSの据付位置を学ぼう!)
▼ 視通困難でも スパン割は ・・・

▲ 画像 2段階クリックの拡大で 「距離に頼る」TSの位置取り要領を学ぶ!
・ PDFは 「こちら」
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