建築工事測量【 座標塾 】 初級編 【 TS 座標測定 】



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  ■ 入門編と方向角の紐づけが理解できたら座標測定の挑戦準備が整いました!

 
 
 05 TS・座標測定の手順と活用
 
 
1. 液晶画面内のメニューからタッチ選択で開始
 
2. 方向角の設定は器械点・後視点座標で自動逆算
 
3. 座標測定・杭打ち・後方交会の器械点座標は共通
 
4. 着工時、よくある既設構造物の位置確認は一発!
 
※ Z値測定は【 初級編・06-3 Z差 (高さ) の測設 】
 

座標測定の準備が整いました 通り芯の準備も整い 座標軸はこの通り 設計寸法と既設構造物との位置を座標測定で一発確認 着工時あるある既設H鋼角にシート貼付け遠景写真 既設H鋼の縦横座標で離れ量がその場で確認できる座標測定図 既設H鋼角・シート貼付けの近景写真 着工時あるある2-既設建物の2F渡り廊下の壁面を座標測定で確認・遠景写真 渡り廊下の壁面を反射スタッフ水平置き観測・説明写真 渡り廊下の壁面を反射スタッフ水平置き観測・説明図 反射スタッフ水平置きイメージ写真 反射スタッフを活用しよう

 
【動画 05-1】TS・座標測定の手順 (器械点設定・後視設定)!
05-1器械点設定・後視設定

        ・「後視設定・方向角自動計算」の解説は (1:51〜)      
 
        ・「方向角とTS 表示角」の補足説明は こちらで (1:49)
 
  ▼【06-1 方向&距離の測設】4「器械点・後視設定 (共通)」動画の画像も参照
 
  後視設定・角度表示選択例
 
( ↑図面クリックで拡大できます)
 
     ▲ TS 杭打ち (測設) 機能を活用する上記動画は 座標測定・基本 (共通設定)の
 
     「器械点・後視設定」について 液晶と図面のダブル画面で解説しているので
 
     「共通操作と後視設定の使分け+液晶操作」が学べる・・・ 上記画像の動画は
 
     【06-1 方向&距離の測設 4.後視設定 ⇒ 目標点の登録・選択で・・・】で再生
 
 
■ TS・座標測定の手順

※ ここで紹介している手順は ソキアSX 標準搭載のプログラムがモデル
 
1. 液晶画面内のメニューからタッチ選択で開始!
 
測量系座標の方向角
 
     ● 最初のTS液晶画面にはプログラム・キーが表示されている!  
 
     ● キーの表示はカスタマイズできるが 墨出しではこれが揃い踏み!
 
     ★ [座標]を選択して器械点設定から座標測定が開始する (↓画像)
 
測量系座標の方向角
 
● 器械点の座標値・通り芯交点等は 手入力でも OK だが・・・
 
SDR8の登録座標データ読込可能
 
( ↑図面クリックで拡大できます)
 
    ▲ sima をプログラムSDR8にてTSへ転送していれば「読込」可能
 
    ※ 座標データ とプログラムに関しての 組合せについては こちら 参照
 
 
2. 方向角の設定は器械点・後視点座標で自動逆算!
 
測量系座標の方向角
 
各通り芯の方向角
 
      ● 器械点に続き、後視点の座標値を入力する手順で逆算できる !  
 
      ● 逆算は三角関数によるが、TSが自動で瞬時に表示してくれる!  
 
      ★ 後視点を視準して[OKキー]を押せば逆算方向角がセットされる!
 
      ※ 器械点と後視点の座標が端数でも 縦横の寸法差で逆算するだけの事
 
        ⇒ この場合 TSに表示される「方向角」も端数となるが・・・  
 
        ⇒ 見えない架空のX軸の+方向を 0°セットした事と同じ!   
 
       (TS レンズを表示角度 0°にを向けると X軸と平行になる) 
 
      ※ 後視設定において「方向角表示」にする理由は こちらの3.4で復習
 
方向角逆算例
 
( ↑図面クリックで拡大できます)
 
方向角90°毎逆算説明図
 
● 器械点と後視点のXかYのどちらか座標が同じなら方向角は90°毎!
 
方向角90°毎直接入力
 
例:C を視準して 270を (テンキー) 入力して OK ⇒ 表示が270°へ
 
◆ TSが通り芯墨の交点なら通り芯墨を視準して90°毎の角度を入力!
 
 
3. 座標測定・杭打ち・後方交会の器械点座標は共通
 
方向角逆算寸法
 
● 器械点と後視設定完了で TS 内部・座標計算の準備が整ったと言う事
 
測量系座標の方向角
 
後方交会結果は連動
 
     ★ 標準プログラム「座標」「杭打ち」「後方交会」の器械点座標は共通で
 
       後方交会の任意点 (器械点計算結果) 座標も 連動するので 後方交会完了で
 
       器械点は 設定済みとなり スルーして 後視設定へ進む事ができる
 
       器械点・後視点が同じ場合 省略して「座標」「杭打ち」測定から開始できる
 
      (休憩等で電源が切れても 即開始できるが チルトと後視設定を点検後 再開する)
 
     ※ オプションプログラム SDR8は 点の座標データ在りきで 操作するので
 
       連動ではなく その都度「選択」により入力進行する よって座標観測や後方
 
       交会等で 得られた座標値は 点名称とセットで点データとして保存が必要で
 
       点データがない場合 先ずは 新点名称と座標値を手入力して 登録 (保存) する
 
        ◆ TS・後方交会の操作手順は  【 07 後方交会の手順と活用 】へ 
 
 
4. 着工時、よくある既設構造物の位置確認は一発!
 
座標軸はこの通り  設計寸法と既設構造物との位置を座標測定で一発確認
 
( ↑ 図面クリックで拡大できます ↑)
 
水平角と水平距離と同時に座標値を表示
 
★ 器械点・後視設定が整えば 水平角と距離観測から 縦X・横Yの
 
  座標を表示してくれるから 通り芯からの垂線長が確認できる
 
※ 基準点や後方交会等「器械点設定」を極める 例えば こちら
 
着工時あるある既設H鋼角にシート貼付け遠景写真  既設H鋼の縦横座標で離れ量がその場で確認できる座標測定図
 
( ↑ 図面クリックで拡大できます ↑)
 
既設H鋼角・シート貼付けの近景写真
 
★ 既設構造物等との位置関係は座標測定が有効に活用できる
 
着工時あるある2-既設建物の2F渡り廊下の壁面を座標測定で確認・遠景写真
 
▲ 工場では 新築と既設の建物を繋げる場合 実測値が求められる
 
渡り廊下の壁面を反射スタッフ水平置き観測・説明写真  渡り廊下の壁面を反射スタッフ水平置き観測・説明図
 
  ( ↑ 図面クリックで拡大できます ↑)
 
反射スタッフ水平置きイメージ写真
 
▲ 視通不可でも 一方向であれば シフトの座標測定で確認できる
 
★ 【TS・操作】と入門編の復習により、段々簡単に思えてくる!
 
・次の初級編は・・・【 TS操作・X差Y差の杭打ち・墨出し手順 】
 
 
 
 ◆ TSは前後左右上下をXYZ測定・記憶・逆算できる
 
 ◆ TSの前後左右が図面の縦横でXY、上下がFL±でZ
 
 ◆ 図面の縦横をXYで数値化する手順が【入門編】
 
 ◆ XYZの各数値をTSで活用する操作手順が【初級編】
 

 
 
▼IHの算出手段@は器械点Z  反射シートを使用すればBMとの高低差が観測できる
 
計画高とのZ差もその場で確認できる
 
三次元座標測定とノンプリズムが重宝・ひな壇でも大丈夫
 
▲ 土木工事では 三次元座標測定とノンプリズムが重宝する
 
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